Restoration of soil ecosystem function
土を醸す。
谷を拓く。
To ferment the soil.
To open up the valley.
mitsulabは、
農地劣化・斜面崩壊・森林衰退——その共通根である土壌生態系の機能回復を、
① 有機農業・有機土木・森林土木・里山管理の総合的な知見に基づく実践
② AI・衛星画像・IoT・xRによる自然システムの知覚拡張 (Qualium)
という二つの柱から実践・探求する研究所です。
mitsulabは以下の問いから生まれました。
「壊れた土地を直すことはできる。
でも、壊れにくい土地をつくることは
できないだろうか。」
「土壌生態系の機能低下が引き起こす、
農地劣化・斜面崩壊・森林衰退などの課題を持続可能な方法で解決できないか。」
We can repair broken land — but can we build land that resists breaking?
We cultivate the valley — slowly, like fermentation.
mitsulabとは
mitsulabは、農地劣化・斜面崩壊・森林衰退——その共通根である土壌生態系の機能回復を、有機農業・有機土木・森林土木・里山管理の総合的な知見に基づく実践と、AI・衛星画像・IoT・xRによる自然システムの知覚拡張 (Qualium)という二つの柱から実践・探求する研究所です。
有機農業・有機土木・森林土木・里山管理——それぞれの分野は、数百年にわたる歴史的発展の中に、土壌に関する重要な知見を蓄積してきました。しかし現代の現場では、それらは分断されたまま忘れられつつあります。
mitsulabは、それぞれの分野が蓄積した知見を統合した実践と、現代のテクノロジーを活用した自然システムの知覚拡張を二つの柱として、現代における土壌生態系の改善を実現するための研究主体として、令和8年3月16日から活動を開始しました。
コンセプト
mitsulabの活動は、三つの柱(実践/知覚拡張/思想・技術基盤)を中心に展開します。まず現場で、土・水・植生の振る舞いを観察し、手を動かして小さく試して、結果を記録して次の判断へつなげる。同時に、人間の感覚だけでは捉えきれない自然システムの変化を、データと表現の工夫によって「見える/共有できる」かたちへ翻訳する。この二つを往復運動として回しながら、「醸す谷」の思想的・技術的基盤を、長い時間軸で編み上げていきます。
代表プロフィール
埼玉大学工学部建設工学科卒業後、埼玉県庁の土木技術職として8年間、山間部の道路・斜面・公園施設の維持管理に携わる。令和元年東日本台風では、県内最大規模となった地すべり復旧工事の主担当として現場を指揮。
その経験の中で、繰り返し崩れる斜面には共通点があることに気づく。団粒構造が失われてパサついた土、浸透せず表面を一気に流れる雨水——コンクリートや鋼材で補強するたびに一時の安定は得られるが、数年後には別の場所がまた動き始める。その繰り返しの中で、「これは地盤の強さの問題ではなく、土壌そのものの問題ではないか」という問いが生まれた。
その問いを起点に、有機農業・有機土木・森林土木・里山管理へと活動・学びの場を広げていく。有機農業の現場では「土を育てることが作物を育てること」という実践が積み重ねられており、土壌内の微生物をはじめとする土壌生態系が作物の生育に直結することを学ぶ。有機土木の分野では、高田宏臣氏の『土中環境』、矢野智徳氏の『大地の再生』、江戸時代の農書等を通じて、空気と水の循環をつくることで土壌生態系が活性化し、植生の回復や土壌の団粒化を通じて土地のレジリエンスが高まることを学んだ。これらの見立ては、現場で直感してきたこととまさに重なるものだった。
さらに、各分野の実務者との対話を通じて、それぞれの知見は分野を超えて応用可能であることを確信。土壌生態系の機能低下という共通根に対し、分野横断的な知見と現代テクノロジーを組み合わせて応答することを決意し、令和8年3月16日、mitsulabを開業。
事業内容
プロジェクト
事業計画
- コンサルティング・調査事業の開始
- フィールドワーク(農園・公園等)
- note・GitHubによる情報発信
- 土壌医・ビオトープ管理士 資格取得
- 有機農業・有機土木研修の継続
- 土壌生態系改善の知見 第一次体系化
- Qualium 試作版の開発・公開
- 醸す谷 候補地の選定・調査
- 調査・コンサル実績の積み重ね
- 専門家ネットワークの構築
- 醸す谷 デモファーム着手
- Qualium β版リリース・現場実装
- 調査・研究の学術的発信
- 自治体・農業法人との連携拡大
- 土壌生態系改善のモデル化
- 醸す谷 エコビレッジへの段階的展開
- 土壌生態系改善の社会実装・普及
- Qualium の広域展開・オープンソース化
- 次世代研究者・実践者への知見継承
- 「壊れにくい土地」の標準モデル確立
※ 各フェーズは固定された計画ではなく、現場の実践・調査・研究の成果に応じて柔軟に更新します。長期的な視点を持ちながら、目の前の一手を積み重ねていくことを基本姿勢とします。
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